横須賀といったらよこすか海軍カレー。一体どんなお味なのか、横須賀中央駅の近くにあるこちらのお店にお邪魔してみました！

横須賀中央駅近くの、お土産店も兼ねた海軍カレー屋さん

横須賀中央駅から3分ほど。
駅を出てすぐにある商店街をまっすぐ歩いていくと、左手にオレンジの屋根が目立つ建物が見えてきます。
こちらが「横須賀海軍カレー本舗」のお店です。

入口では、こんなキャラクターがお出迎えしてくれました。
名前は「スカレー」くんだそうです。

建物に入ってみると、1階がお土産屋さんと観光案内所、2階がレストランになっていました。
海軍カレーも楽しめて、お土産も買えて、一石二鳥です！

「よこすか海軍カレー」とは？

さて、横須賀といったら海軍カレーが有名なのは知っていますが、
一体なぜなんでしょうか？
…と思っていたら、ちゃんと説明が書いてありました！

まず明治期に、イギリス海軍から日本海軍に「カレーシチュー」なるものが伝えられ、それをご飯に合うように日本海軍がアレンジして「カレーライス」ができたのだそう。
その後横須賀の港から故郷に戻った水兵さんたちが各家庭に「カレーライス」を広めたということで、横須賀といったらカレー発信の地！ということになったのだそうです。
いまわたしたちが家庭で食べているカレーのルーツが横須賀にあったとは知りませんでした！

日本のカレーのルーツ！明治時代を感じさせるような素朴な定番の味

こちらが定番の「よこすか海軍カレー スペシャルビーフ」1,200円。
お肉はビーフかチキンかを選ぶことができ、私はビーフを選びました。
カレーには牛乳・サラダ・チャツネ（南国のフルーツにビネガーと青唐辛子を混ぜた薬味）がついてきました。これをセットで提供するのが、よこすか海軍カレーの定義なのだそう。

カレーの中には角切りの人参、じゃがいも、玉ねぎが入っています。
これもよこすか海軍カレーの定義とのこと！

ごはんにカレーをかけて食べてみます。
とっても素朴な味で、最近のカレー屋さんのようにいろいろなスパイスが入っていたりせず、とってもシンプルな味！
初代カレー！という表現がぴったりな、クセのない味です。
辛さもあまりありません。むしろ甘めで、子供用のカレーの味に近いかも。
これがなかったら日本にカレーが伝わってなかったと思うと、感慨深いものがあります…！

横須賀に来たら一度は食べたい！日本の元祖カレー

というわけで、現在のカレー屋さんでは珍しい、とってもシンプルなカレーが「よこすか海軍カレー」でした。
スパイシーなカレーやいろいろと味付けを工夫した現代のカレーをお求めの方にはちょっと物足りないかもしれませんが、
横須賀に来てみたら、日本のカレーのルーツとなった素朴なカレーを楽しんでみるのもいいんじゃないかな、と思いました！

お土産も買えて海軍カレーも楽しめる、「横須賀海軍カレー本舗」のご紹介でした(b´∀｀)