日本三大焼きそばであり、B-1グランプリでも優勝したことのある秋田県のご当地グルメ「横手焼きそば」発祥のお店に行ってみました！

日本三大焼きそば「横手やきそば」発祥のお店！

「元祖 神谷焼きそば屋」は、秋田県横手市のB級ご当地グルメである「横手やきそば」発祥のお店です。
横手やきそばは、2009年のB級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で優勝し、富士宮焼きそば、上州太田焼きそばと並んで日本三大やきそばの1つに数えられている焼きそばです。

場所は横手ICから車で2kmほど、柳田駅からは歩いて20分ほどのところにあります。
駅からはちょっと距離があるので、車でのアクセスがおすすめです。

お店の中は、不揃いの木のテーブルと椅子が置かれていて、けっこう広め。
あたたかみと清潔感を感じられる店内です。

横手やきそばのルーツは第二次世界大戦直後にさかのぼるそうで、終戦直後、横手市で屋台のお好み焼屋さんを営んでいた男性が、お好み焼き用の鉄板を用いた新たなメニューを模索したことが始まりと言われているそうです。
横手では駄菓子屋でも売られていて、おやつのような存在だったそうです。

特徴は、
茹でたストレート麺、
麺の上にのった半熟の目玉焼き、
紅しょうがではなく福神漬けのトッピング。
半熟の目玉焼きをのせた焼きそばは今ではよく見かけますが、なんとはじまりはここ秋田県横手市なのだそうです！

メニューはとってもシンプルで、焼きそばのみ。
肉、玉子のうちから、のせる具材を選べます。
麺の量も、並150g・中225g・大300g・Wから選べます。
Wは、麺・具ともに並の2倍とのこと。それでこの値段はとってもお安い！

今回は看板メニューである「肉玉子」をいただいてみようと思います！

自分で味をカスタマイズできるB級グルメならではの楽しさ！

こちらが「横手焼きそば 肉玉子」並サイズ。
ドーンとのせられた半熟目玉焼きがインパクト大でとってもおいしそう！
麺はストレートの太麺、具材はキャベツとひき肉。
麺が茶色く、福神漬けが添えられているので、一見カレーのようですｗ

食べてみると…太めのしっかりとした麺に、サラサラでスープのような、やや薄くて甘めのソース味。
おいしいけれど、ちょっと物足りないかな？という印象です。

そこで卓上を見渡してみると、ソース、七味にんにく、にんにく胡椒と、3種類の調味料を発見！
こちらをお好みでかけて食べてみます。

すると… (ﾟдﾟ)ｳﾏｰ！
ソースで濃さを調整できて、七味にんにくやにんにく胡椒でパンチを効かせられます！
長野県のB級ご当地グルメ萬里彩園（ばんりさいえん）もそうでしたが、この手の料理はこうやって自分のお好みにカスタマイズするのがよさそう！
途中で味を変えて気分転換して楽しむのもいいですね！

半熟の卵はいいかんじに麺に絡んで、言わずもがなのおいしさ。
福神漬けも意外な組み合わせかと思いきや、焼きそばに合ってウマイ！

食べ終わったらセルフサービスで返却台にお皿を返却するスタイル。
ちなみに、お茶もセルフサービスになっていました。

横手焼きそばデビューなら、元祖横手焼きそばのこのお店で決まり！

というわけで、日本三大焼きそば、秋田県横手市の横手やきそば元祖のお店の紹介でした。
B級グルメと言われているだけあり、すっごくおいしい！というわけではないのですが、なんだかクセになる、また食べたくなる不思議な焼きそばです。
また、自分好みに味を変えて楽しめるのもおもしろいポイントです。
お値段がリーズナブルなのもいいですね！

横手焼きそばデビューならまずはこのお店から！
そんな元祖横手やきそばのお店でした(b´∀｀)